電卓選び

ファイナンシャルプランナーや簿記検定に行くと、周りが使用している電卓の多様性に驚かされます。

特に簿記検定のように多くの計算をこなさなければならない試験では、計算の速さや正確さが得点に直結しますので、必然的に定番といわれる機種に集約されそうですが、以外にもそうではなさそうです。

HS-1220TUG

私が最初に使ったのは、CanonのHS-1220UTGです。

Canon 12桁電卓 HS-1220TUG SOB  グリーン購入法適合 千万単位表示

Canon 12桁電卓 HS-1220TUG SOB グリーン購入法適合 千万単位表示

 

選択した理由は、

  • Amazonでベストセラー1位
  • レビューも好評価
  • 12桁表示、キー傾斜など必要と思われる機能を満たしている
  • 値段が圧倒的に安い (1,500円程度)

といったところです。

Amazon限定色違いモデルもあります。

しかし、私にはこの電卓は合いませんでした。

理由は、2キーロールオーバーの反応が良くないことです。

2キーロールオーバーは、1つのキーを離す前に2つ目のキーを押した場合に、一連の入力を正確に認識してくれる機能で、早打ちには必須の機能です。

HS-1220TUGでは、特に素早く入力される隣り合ったキーのロールオーバで取りこぼしが多く、液晶を見ずにブラインドタッチをする精算表の計算などでは全く使えませんでした。

CS-S952CX

そこで2台目に選んだのは、SHARPのCS-S952CXです。

シャープ 実務電卓 抗菌セミデスクトップタイプ CS-S952CX
 

選んだ理由は、

  • 2キーロールオーバの性能が高い
  • 白を基調としたデザインが格好良い
  • 定番のSHARPである

といったところです。

実際、HS-1220TUGと同じ速さでキータッチをしても、やはりしっかりとキーロールオーバーを認識してくれます。

CS-S952CXはセミデスクトップタイプと呼ばれるサイズですが、シリーズ製品として、

が用意されています。

CS-S952CXとCS-S952Xは色だけではなく、抗菌仕様の分手触りが少し違うかもしれません。

また、セミデスクトップタイプとナイスサイズタイプでは、全体的な大きさだけではなく、キーの間隔やキー配列が異なりますので、注意が必要です。

まとめ

電卓の定番はCASIO、もしくはSHARPといわれますので、検定試験で使用する電卓であれば、やはりその中から合ったものを選ぶのが良いかもしれません。